自律神経のはなし

こんにちは。
杉並区下井草の整体・ピラティスうさぴこです。

月曜日は天気が大荒れでしたね…
最高気温20℃、そして昨日は14℃、今日は8℃の予報。
わずか3日の間にこの寒暖差はなかなかのものです。着るものにも困ります。

この寒暖差は私たちの「自律神経」に影響を与えるといわれています。
疲労がたまったり、イライラしたり、不安になったり、体調を崩しやすくなったり。

でも、そもそも自律神経ってなんなのでしょうね。
今日はそのあたりにスポットを当ててみましょう。

そうそう、うさぴこのブログは「保健だより」的なゆるさで読んでいただける内容です。
難しいことはいいませんので安心してお読みください(^^)

 

自律神経とは

 

さて、皆さんが寝ているとき、心臓はどうなっていますか?
呼吸は?
(呼吸がときどき止まってる、という方は睡眠時無呼吸症候群かどうか調べてもらいましょう)

 

眠っていて意識がなくても、心臓も呼吸も止まらずに動いてくれていますよね。

 

このように意志とは関係なく、呼吸や体温、消化など生命維持に関わるからだの機能を
調整してくれているのが自律神経です。

 

この自律神経は「交感神経」と「副交換神経」から成り立ちます。

左側が交感神経のこうちゃん。
右側が副交感神経のふくちゃんです。

勿論擬人化してますよ。
彼らは脳と脊髄から枝分かれをして全身に広がっています。

 

自律神経のこうちゃんとふくちゃん

 

交感神経

「交感神経」のこうちゃんの役割は、心身を興奮させ緊張状態に導きます
緊張したとき、からだはどんな状態になりますか?
心臓がどきどきしたり、汗をかいたり、喉が渇いたりしますよね。
こうちゃんが優位に働いているからなのです。

 

副交感神経

反対に「副交感神経」のふくちゃんは、心身の興奮を抑える働きがあり、
リラックスした状態に導く役目があります
今度はどろ〜んと眠くなったときの状態を思い浮かべてください。
心臓はゆっくり、呼吸も穏やか。唾液が多く分泌されるため、ヨダレが出たりしますよね。
こんなふうにリラックスできるのは、ふくちゃんが優位に働いているからなのです。

 

 

自律神経はどちらかのスイッチが完全にオフになったりオンになったりしているわけではなく、
一方が優位になっているときには片方の働きは抑えられていて、
そのバランスが健康な心身を維持するためにとても大切なのです。

 

通常、気温が高く暑いときにはこうちゃんが率先して働いて体温を下げようとし、
気温が低くなるとふくちゃんが体温を上げようと働きます。

けれどこの変化があまりに頻繁だと二者のバランスが崩れ、
「自律神経の乱れた状態」となり、様々な不調を引き起こしやすくなります。落ち込むうさぴこ

今、季節の変わり目で気温がめまぐるしく変化をしています。

気温に合わせて熱を作ったり逃がしたり頻繁に繰り返すことは、それだけでエネルギーを消費するのでからだにとっては大きなストレスとなるのです。

 

それらに対処する方法として、まずは

 

・規則正しい生活
・バランスの取れた食事

 

が基本となりますが、

 

・適度な運動
・呼吸に意識を向けること

 

これらも大切なポイントです。
からだには細胞レベルで酸素や栄養が必要で、それと引きかえに老廃物を排出します。

 

この機能を自分の力で高め、本来の力を取り戻すために、
ピラティスでも、ヨガでもなんでも、
「頑張りすぎず」、自分のからだに意識を向けながら軽く汗をかいてみてください。
ラジオ体操でも良いです。

そして行う前と後を比べて、その変化を感じてみましょう。
その感覚は、きっとあなたのからだの回復を助けるものになるはずです。

 

 

というわけで、うさぴこでゆる〜〜〜く汗をかいてみませんか?

妊婦さん、産後のママさん、ご高齢の方、運動の苦手な方、からだの動きを見直したい方、ぜひご予約ください。

その人のからだに合わせたプログラムを組むため、人のペースに左右されたり、
過度な負荷でからだを痛めるといったこともありません。

ご予約はこちらからどうぞ!