抱っこ・おんぶの講座を開催しました
先日、タウンでさろん都立家政店にて、「赤ちゃんのやわらか抱き方講座」の2回目を開催しました。
この日の参加者は5ヶ月の女の子Kちゃんとお母さん。
当初3組の親子が参加の予定だったのですが、残念ながら2組の方が来られなくなってしまいました。
それでも人数が少ない分、しっかりと練習していただくことができましたよ!
まず初めに、私が作った赤ちゃんの発達別のカードを順に並べていただきます。
その上で、今お子さんがどの段階にいるか、これからどう発達していくか、背骨の変化や身体の発達を知っていただきました。
赤ちゃんの身体の発達を知っていただいた方が、今できること、これからできることをはっきりと理解していただくことができるからです。
そしていよいよ抱っこの実践です。
私が赤ちゃん人形のぷぷさんで見本を見せてから、お母さんに実践していただく、という形で進めていきます。
この正面向きの抱っこが、Kちゃんは気に入ったようです。
かわいらしい笑顔をみせてくれています♥
お母さん曰く、家では抱っこ紐を装着することはほとんどなく、素手の抱っこがメインになるため、幅が増えることがすごく嬉しい、助かるとのことでした。
また、しゃがんで立つときに膝に負担がかかるとのことで、膝を守るための立ち座りも練習しました。
やってみると全然違います。
Kちゃんは首が座り、寝返りもうてる段階だったので、全ての抱っこを実践することができました。
そこでいよいよ、おんぶの練習です。
許可を得て、Kちゃんでおんぶをさせていただきました。(※写真の掲載については許可をいただいています)
7kg、さすがぷぷさんと重さが違う!(笑)
後ろに回すときが少し怖かったようで、涙が出てしまいましたが、上によいしょ、よいしょとずりあげるとご機嫌に。
慣れるまでは、後ろで誰かがサポートしてあげたり、お布団の上で練習されると良いですよ。
このときの手首も、ずっとこのままの姿勢でいると辛くなってしまいます。
そこで一工夫してあげると、腕も肩も腰も、長持ちするのです。
さあ、お母さんも、いざチャレンジ!
初めての挑戦ですが、良い感じです。
お手洗いにある鏡越しに赤ちゃんと目を合わせてみたりして。
最後に、一本紐を使ったおんぶに挑戦してみました。
赤ちゃんのお尻の位置を確認中。
「意外と高い位置なんですね…すごく楽です!」
そう、実は抱っこよりおんぶの方が、お母さんの身体にとっては負担が少ないのです。
お母さんの胸も開くため呼吸がしやすくなるし、赤ちゃんにとってもお母さんの肩越しに見る世界は新鮮で、楽しいものに違いありません。
最後に、こんな感想をいただきました。
また、この講座の途中で撮った画像を差し上げたところ、大変喜んでいただけました。
というのは、いつもお子さんを撮るのが自分の役目なので、お母さんがお子さんを抱っこしたりおんぶしたりしている写真が殆どないのだそうです。
こんなに喜んでいただけるなら、次回の講座のときには写真を撮る時間をしっかりもたなきゃ…と思いました。
次回の抱っことおんぶの講座は年内は予定しておりませんが、サロンでは随時行いますのでご相談ください。
また11月には、別の講座を予定しておりますので、決まりましたらお知らせいたします。
お楽しみに!