うさぴこレター12月号、発送しました
先日、うさぴこレターの11月号を利用者さまに向けて発送しました。
このレターは、A4サイズで毎月1回発行しています。
今回のテーマは「鼻呼吸」。
皆さんは普段、口と鼻のどちらで呼吸をしていますか?
口呼吸のチェックリスト
まずはチェックリストで口呼吸かどうかを調べていきます。
参考・引用をさせていただいたのはこちら↓
正しく「鼻呼吸」すれば病気にならない (KAWADE夢文庫)
あいうべ体操で有名な今井一彰先生の著書です。
チェックリストの中には「なんでこれが口呼吸と関係があるの…?」と疑問に思われる項目も見受けられますが、実はそれらは口を閉じるための筋肉や、舌の筋肉と関係が深いのです。
鼻呼吸のメリット
本来、口は食べ物を食べるために使い、鼻は呼吸のために使われるようにできています。
上のイラストは、鼻呼吸のメリットを示したもの。
病原菌やウィルスをろ過したり、空気を加湿・加温したり…
年間通して大事な機能ですが、特にこれからの乾燥が気になる季節、風邪やインフルエンザを予防するためにも鼻呼吸を心がけたいものです。
歯並びへの影響
そしてそして、これは声を大にして伝えたいのですが、口呼吸は赤ちゃんの歯並びに大きな影響を及ぼします!
街中で、お口ぱっかーんで寝ている赤ちゃんをよく見かけますが、ぜひお口を閉じられる姿勢を心がけていただきたいのです。
実は、お口が開けっ放しの状態が長く続くと、成長とともに前に出てくるはずの下あごが首の筋肉に引っ張られ、前に出てこられなくなってしまいます。
そうすると、「開咬」「上顎前突(いわゆる出っ歯)」などの咬合異常になりやすくなり、見た目の影響、口呼吸の慢性化など、今後の成長に大きな影響を与えてしまうのです。
舌の位置はどこにある?
皆さん、普段舌は口の中のどこについていますか?
上のイラストは、<正常な位置>と<口呼吸が癖の人の位置>を示しています。
舌が上あごの前側、「硬口蓋(こうこうがい)」に全部か一部でもくっついていればOKなのですが、もし上前歯か、それよりも下に落ちていたとしたら…
それは口の周りの筋肉や、舌の筋肉が弱くなってしまっているのかもしれません。
どうやったら筋肉を鍛えられる?
そこで今回は、冒頭に紹介した今井一彰先生の「あいうべ体操」と共に、「天気痛」のときに紹介させていただいた、歯科医の長坂斉先生の提唱する「噛み方」を取り入れてみました。
大切なのは、口を閉じる習慣、筋肉を鍛える、そして片側だけで噛まないということ。
レターの全体はこんな感じです
ちょっと見づらいかもしれませんが、こんな形で毎月健康情報をお伝えしています。
冬を元気に過ごしていくために、呼吸の習慣を見直してみてくださいね。