うさぴこレター2019年4月号
先日、早朝に突然思い立って、高尾山に行ってまいりました。
桜の見頃はまだでしたが、空気が澄んでいて日差しが心地よく、富士山がくっきりはっきり見えましたよ!
年末の手術から3ヶ月経って、ようやくここまで元気になりました。
思い立って、即行動に移して、山登り(笑)
心もからだも元気でないと、なかなかこれができないんですよねえ…
さて、今回のレターですが、「マクロビオティック」を使った食事と陰陽のお話です。
本来はこんなA4の紙面にちょちょっと書いて説明できるものでもないのですが、「生理をととのえるうさぴこ飯」にもつながる大切な部分を押さえています。
マクロビオティックとは
Wikiのお力を借りてしまうとこんな感じです。
マクロビオティック (Macrobiotic) は、従来の食養に、桜沢如一による陰陽論を交えた食事法ないし思想である。長寿法を意味する。玄米、全粒粉を主食とし、主に豆類、野菜、海草類、塩から組み立てられた食事である。身土不二、陰陽調和、一物全体といった独自の哲学を持つ。運動創始者の桜沢如一は、石塚左玄の玄米を主食とした食事法のための食養会に所属し会長も務めた後、思想を発展させ、また民間運動として世界に普及させた。
おや、ちょっと難しい感じがしますか。
いや、わたしも感じますよ。何やらハードルが高そう…って。
簡単にいうと、マクロビは「日本の伝統的な料理こそが最も理想的」と考え、それらを摂りながら自然と調和し、健康な暮らしや生き方を目指そう、という考え方です。
これをわたしはガッツリ学んだわけではないのですが、マクロビは東洋医学の陰陽がベースになっているため、食事の摂り方にこの考え方を取り入れると、とっても便利なんですよ。
今回はその取り入れ方についてお話しています。
■マクロビの陰陽の特性
厳密には東洋医学と多少食い違う部分もあるのですが、基本マクロビでは、
・陰性 → 体がゆるむことで、体の中のいらない物を発散する
・陽性 → 体が収縮することで、体の中の熱を集める
と考えます。
イメージですが、こんな感じ。
前回のレターには「人それぞれ陰陽がある」という内容を載せましたが、それらのバランスが崩れる背景には
「自然環境」「人間環境」「食事の乱れ」が隠れています。
自然環境とは大気、太陽、雨、風、月、河川や森林その他もろもろ。
人間環境とは社会や情報、家庭、職場、学校など、人が作り出す環境のことを指しています。
これらの環境をととのえることって、自分の努力だけではどうにもならないことが多いので、結構難しい部分もありますよね。
けれどそれよりも、比較的容易に、自分の意思でコントロールできるのが「食事」なのです。
食べ物の陰陽を知ろう
ネットで「食べ物 陰陽」で検索すると、様々な情報が出てきます。
よく見ると、細かいところが違っていたりするので、どれが正しいか、なんていうのはハッキリいってよくわかりません(笑)
ただ、ある程度の指標を持っていると、とても便利なのでご紹介します。
自分が普段よく食べているものに○をするならば、どの項目に多く含まれますか?
表の両端にある、「極陰性」と「極陽性」は、実はもっともゆさぶりの強い食事です。
例えていうなら、思い切り右に舵を切ったり、反対に思い切り左に舵を切ったりする蛇行運転をしているようなものです。
振り幅の狭い穏やかな運転の方が、からだにも心にも、負担が少なくてすみます。
ただね、極陽性、極陰性の強い刺激がど〜〜〜〜しても欲しい!ってときがありますよね。
週末、思い切り羽を伸ばしてリラックスしたいときとか、試合前に気合を入れたいときなど。
そんなときには、無理やりガマンをするのではなくて、食べ合わせを工夫すると、からだにちょっとだけ優しい食事に変えることができます。
それについては以下のレターをご覧ください。
食事でゆるめ上手になりましょう!
このレターは、サロンをご利用いただいた皆さまに月1回お送りしているお手紙です。
わたしが学んだ情報を、なるべくわかりやすい形で皆さまにお伝えできたらと思っています。
何かご質問などあれば、予約・お問い合わせフォームからご連絡ください。
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