胸郭のはなし①
こんにちは。
杉並区下井草の女性専用サロン、整体ピラティスうさぴこです。
汗ばむくらいの気温が連日続いていますね。
雪が降ってからまださほど間が経っていないというから驚きです。
さて先々週あたりから、こんな看板を表に出していました。
「肩こりさん、胸郭動かしていますか?」
胸郭、といわれても…それってどこ?と、ピンとこないという人の方が多いかもしれません。
そもそも、肩こりと胸郭の関係ってなんなのでしょう?
今回はまず、胸郭のお話をしていきますね。
胸郭は、3種類の骨で構成されていて、かごのような形をしてます。
・胸骨(きょうこつ)
・胸椎(きょうつい)
・肋骨(ろっこつ)
胸骨はネクタイのような形をしていて、胸の真ん中にある骨です(緑色)。
胸椎は背骨のうち、肋骨が付着している12個の骨にあたります(赤)。
そして肋骨は左右12対あります(黄色)が、
そのうち肋軟骨という柔らかい骨を介して胸骨とつながっている骨が10対、
後ろ側の胸椎のみにつながっている骨が2対あります。
このかご状の形をした胸郭の中に、心臓や肺といった大切な臓器が収まり守られています。
さて、この胸郭には関節がたくさんついています。
たくさんといってもどのくらいかイメージできますか?
①50くらい
②80くらい
③100以上
正解は…③!
カウントの仕方にもよりますが、
なんとまあ100以上もの関節があるのですよ!(・∀・;)
これだけたくさんの関節があるということは、
それだけいろいろな方向に動くことができるというわけです。
でも、もしこの胸郭が、
歪んだまま固まってしまったとしたら、
どうなると思いますか?
また、
胸郭の歪みはケガや病気以外に何が原因で起こるのでしょうか。
答えは、次回に続きます!