足首まわしはオススメしない

こんにちは。
杉並区下井草の女性専用サロン、「整体・ピラティス うさぴこ」です。

 

今回のテーマは、「足首まわし」のお話なのですが、
このネタは先日、アメブロの中でネタにしました。

 

 

この記事の中で、

  • 足首まわしをオススメしないのはなぜでしょう?
  • そもそも体の中で、「回せる関節といえばどこ?」

という質問をしたのですが、ここではその答え合わせをしていきたいと思います。

 

体の中の回せる関節といえば?

 

さて、「回せる関節」、どこが浮かびますか?

 

人によっては、
「手首」「足首」「首」「腰」「膝」「腕」…

などなど、いろいろ頭に浮かぶことでしょう。

 

うんうん、確かに体育の授業などで「〇〇まわして〜」っていわれたときに、
上記のパーツを当てはめて動かしたりしましたもんね。

 

でも、ここでいう「回せる関節」というのは、
構造上回すのに適した関節
というのを指しています。

 

体の中でそれに当てはまるのが…

 

肩関節

ここと…

 

股関節

ここ。

 

 

そう、肩関節股関節です。

 

この2つは長い骨の先端が丸い形をしているので、「球関節」といわれます。

 

この形だからこそ、大きくダイナミックな動きを可能にしているわけで、
腕や股関節を「回す」ことができるのです。

 

 

足首の関節

 

では、足首というのはどんな形をしているか?

 

この図をみると、少なくとも足首が「球関節」ではないのがわかりますよね。

 

細かい構造は端折りますが、実は足首は複雑な構造をしていて、

「屈曲・伸展(曲げる・伸ばす)」ときの関節と、
「内転・外転」「回内・回外」のときに使われる関節

が異なります。

足首の曲げ伸ばし

足首の内転・外転

足首の回内・回外

 

そしてこれらが組み合わさってできる動きというのがあって、それが「内返し」と「外返し」なのです。

内反し・外返し

 

いずれの動きも可動域に限度があるので、
それを超えてやみくもに回すことは、関節を痛めることにつながりかねません。

 

だからわたしの答えは「オススメしない」なのです。

お分かりいただけたでしょうか。

 

足のメンテナンスを身につけよう!

足には骨の数がたくさんある分、関節もたくさんあります。

 

だからこそやみくもに動かすのではなく、
関節を正しい位置に導きながら、正しい方向に動かすことが大切です。

 

その習慣は、趾(あしゆび)の変形を防いだり、変形の進行を抑えたり、
むくみの解消、疲労の緩和にとても役立ちます。

 

メンテナンスだけでなく、機能的な立ち方・歩き方を身につければ、
脚の形をととのえて関節への負担を減らすこともできます。

 

4月からはレンタルスタジオでのピラティスのグループレッスンも予定していますので、
お知らせをお待ちください。

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という方はぜひご予約をお待ちしております。