オステオパシー誇張法について

こんにちは。
東京都杉並区の女性の悩みに寄り添うサロン、整体・ピラティスうさぴこです。

本日はうさぴこが勉強を続けている「オステオパシー誇張法」と体験メニューについてご紹介をします。

オステオパシーは元々、スコットランド系アメリカ人の医師、アンドルー・テイラー・スティル博士によって考案されたものです。

語源は「骨」を意味する「オステオ」と、「病む」を意味する「パソス」というギリシャ語です。

それまでの医学に疑問をもった博士は、さまざまな研究と観察を重ねた結果、

「どんな病気の患者にも必ず筋骨格系の異常があり、循環系と神経系のアンバランスが症状を引き起こしている」

という気づきを得て、手技を用いて

「体にほどよい循環を取り戻すことで、ヒトの体に備わっている自然治癒力を引き出す」

と考え、自ら生み出したその新しい技術をアメリカ全土に広めるべく、1870年頃から精力的に活動しました。

一方で、「オステオパシー誇張法」は日本人の施術家、齋藤巳乗先生によって生み出された技術です。

頭蓋オステオパシーというとてもソフトな施術を、頭だけでなく体全体に応用できないか？と考え、齋藤先生が考案されました。

関節は本来、骨と骨が適切な距離でつながっていて、くっつきすぎたり離れすぎたりせず、本来あるべき方向に向き、動く必要があります。

けれども怪我や病気、あるいは日常の習慣、加齢などによってそれらが損なわれると、動きに差し支えが出たり、全身のバランスが崩れてしまうのです。

ましてや背骨は、その複雑な形状から100以上もの関節がある場所。

それらがほんのわずかに歪んだり、ねじれたりするだけで全身に影響を及ぼします。

特に腰椎の5番・4番は重要な場所で、誇張法は必ずこの場所から始めます。

体験コースでは座位での背骨の調整がメインになりますが、スタンダードコースではベッドを使って寝た状態での調整も行います。

骨盤、四肢の関節、頚椎などの不具合にも対応いたします。

といってもピンとこないと思いますが、何しろ軽い。軽いのです。

よく、「それで施術をしているの？」とか、「何だかふわっとする…」といわれますが、受けた側も不思議なくらいのやさしい触れ方で、関節の動きたい方向へと動きを「誇張」します。

その圧はわずか5g。

受ける側への負担が少ないため、病中・病後の方、術後の回復期・リハビリ中の方、高齢者、妊婦さんへの施術も行うことができます。

また、体中には血管をはじめさまざまなネットワークの情報回線が張り巡らされています。

例えば神経系は固定電話、血管はインターネット回線と比喩されるように、これらのネットワークをホルモンや情報伝達物質が毎日飛び回っているのです。

もし、あなたの普段の生活の中で、伝わるはずのものが正しく伝わらなかったり、届かなかったり、メールが過剰に送りつけられたりしたとしたらどうでしょう？

…ストレス感じますよね〜。

誇張法は体の中のつながりを助け、スムーズに循環させることによって、肉体だけでなく、精神的にもよい影響を期待することができます。

通常、スタンダードコースで60分〜90分という時間で施術をしていますが、より多くの方に誇張法の魅力を知っていただくために、新たに体験コースを設けることにいたしました。

30分　3000円（税込）
※座位で行います

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