生理をととのえる習慣(2)
この冬、わたしが愛用していたグッズをご紹介します。
家の中では4枚履き。
極寒のときに。
冬の必須アイテム。
元々子どもの頃から冷え性で、霜焼けをよく作っていたわたし。
布団の中に入っても手足やお尻、太ももがなかなか暖まりません。
でも「冷え性だから、仕方がない」とずっと思っていました。
冷えていると、なかなか眠りにつけないんですよね。
からだに余分な力が入って肩や首が凝ったり、夜中に目が覚めてしまったり。
目覚ましが鳴っても、眠くてなかなか布団から出られなかったり。
けれどこれらの冷え取りグッズのおかげで、今シーズンは毎日ぐっすりと眠ることができて、目覚めも快調だったんですよ〜!
特に年末の手術の後、湯船に浸かれなかった6週間は、どれほど救いになったかしれません。
実はからだにとって「暖めること」って、とても大事なことなんです。
わたしたちが元気に動くためにはエネルギーが必要ですよね。
スマホも毎日充電が必要なように、わたしたちも普段、呼吸や食事によってエネルギーを得ています。
このエネルギーのことを、東洋医学では「氣」とよんでいます。
呼吸や食事によって得た「氣」を、からだの隅々まで送り込むためには、何をしたらいいと思いますか?
そう、休息を取ること、そして「暖めること」が大切なんです。
だってほら、酸素や栄養は血流に乗って各臓器や細胞に送られるでしょう。
からだが冷えて緊張して、血管が縮こまっていたら、末端まで届かなくなってしまいますよね。
氣が満ちていれば簡単にエネルギーは切れないし、からだの隅々まで元気だし、思考もクリアで冷静に物事を考えることができます。
逆に、氣が足りないときには手足に力が入らなかったり、やる気が出ない、考えがまとまらない、といったサインが出てきます。
なかなか行動に移せなかったり、ついついネガティブな思考に陥って自己嫌悪してしまっていたら。
まずからだが冷えてないか、肌に直接触れてチェックしてみてくださいね。
そして、氣が足りないと生理にどんな影響が出るかというと。
わたしのように生理がダラダラ続いたり、不正出血を起こしやすくなります。
これらの症状があったら、まずは冷えを自覚して、からだを芯から暖めてあげてください。
そのとき、なるべく自然の力を借りると良いです。
例えば、火や水の力。
その方が、からだの芯から暖めることができます。
ちなみにわたしは、電気ポットで沸騰させたお湯を湯たんぽに入れて使っています。
そんなんでもいいんです。
翌朝まであったかで、重宝しますよ〜
からだの冷えを自覚し、放置しないこと。
生理をととのえる大切な習慣の1つです。
冬の過ごし方が正解だったかどうかは、春にからだが教えてくれます。
春の過ごし方が正解だったかどうかの答えは、夏にからだが教えてくれます。
毎日こつこつ暖かさを蓄えて、快適な生理を手に入れましょう!