体にやさしいお灸の話
こんにちは。
西武新宿線、下井草が最寄りの女性の悩みに寄りそうサロン、整体・ピラティス うさぴこです。
都内もだんだん、冬らしい寒さになってきました。
かと思ったら暖かい日もある…今年は暖冬傾向にあるとの予報ですが、当たりなのかなぁ。
さて先月のうさぴこレター、アップしなかったのは事情があり、それは少人数制ピラティスレッスンの告知がメインだったからです(笑)
書式もいつもよりちょっと小ぶりになっていました。
ピラティスは年内はあと2回ありますからね、ぜひぜひご参加ください!
さて、今回のメインテーマはこちらです。
じゃん。
自然療法の1つ、「お灸」のお話でございます〜。
お灸??
あのおじーさんおばーさんが「アチチチ」っていいながらするイメージの、アレ??
そう、その「お灸」です。
そんなのわたしにはいらな〜いと思っているあなた、知っておくだけでもいつかきっと役に立ちますので、どうぞ最後まで読んでいってくださいませ。
自然療法って何?
まず、自然療法について。
これは簡単にいうと、自分の生活の中で自然の力を借りて行う「やさしいお手当」です。
風邪程度の軽い症状はもちろん、腫瘍レベルの重たい症状であっても自然療法は役立ちます。
病院で行う多くの治療、特に「三大療法」といわれる手術療法・化学(薬物)療法・放射線療法は「病気の元を取るか殺すか」するためのものですが、自然療法は、病気と闘って疲弊した体を内側から回復させる力を持っているからです。
つまり、ホイミ < ベホイミ < ベホマ < ベホマズン でいったらホイミかベホイミくらいの力があると思っていただければ良いかと思います。
自然療法というとそれだけで自己治癒力を高めようと考えがちですが、西洋医学と併用しても良いし、むしろ助けてくれるものだということをぜひ知っておいてください。
■自然療法のメリット
自然療法のメリットは内臓に負担をかけずに、体の様子を観ながら手当てをすることができるので、お年寄りから子どもまで幅広く使うことができます。
また、薬やサプリメントを使わないため、体に強いストレスがかかりにくくいという点もおすすめのポイントです。
■自然療法の種類
自然療法は大きく分けると、体の内側から「食事」でととのえる方法と、体の外側から「お手当」でととのえる方法に分けられます。
うさぴこ自身がガンと告知された後に行ったのは東洋医学・マクロビオティックに基づいた食事療法ですが、それも自然療法の1つです。
薬を使わずにガンを消したうさぴこの食事については、こちらのブログ↓や当サイトのブログをご覧いただくとして。
今回は体の外側からできる「お手当」の1つ、お灸についてお伝えしていきます。
お灸を使ってみよう
お灸はピンポイントで熱を入れ、血行をよくしてくれるアイテムです。
それだけでなく、熱を入れることで氣が引っぱられて動くため、滞っていた氣が巡りやすくなります。
うさぴこが愛用しているのはこちら。
市販の「せんねん灸オフ・ソフト灸」です。
ドラッグストアでも簡単に手に入ります。
せんねん灸さんのサイトにもあるように、お灸にもいろいろ種類があって、持続時間や熱の強さが異なりますが、まずは優しい刺激のものから始めると良いでしょう。
あ、煙がでないタイプもある…これはいいかも。
(我が家は若干いぶされてお灸の匂いがします)
以下は煙が出るタイプのお灸を使用した実践編です。
①換気扇をつける、窓を少し開けておく
②体の不調な部分に軽く手で触れ、場所を決める
このとき、経絡とかツボとか難しいことは考えなくて良いです。
胃腸の調子が悪ければお腹の張る場所。
元気がなくて手っ取り早く氣を入れたい人はおへその下の辺り。
首肩回りが気になればゆるめたい場所に。
テキトーでだいじょうぶでっす。
↑場所に悩んだら、おへその下にある丹田辺りに1つ置くと氣を補えます
③シール台紙をはがして火をつけ、肌に置く
せんねん灸オフ・ソフトの場合、4分程度で煙が消えます。
一瞬「ジワッ」と熱を感じますが、ピークを越えると静かに余熱が入っていきます。
⑤約10分程度で外してOK
ただし、ジワッときたときに少しでも「嫌だな」と思ったら、我慢せずに外して構いません。
自然療法は基本、我慢は必要ありません。
頑張って毎日続ける必要もありません。
その人がどれだけ必要としているか。心地よいと感じられるか。
それが大事なポイントです。
その後の感覚はどうか
さて、やってみた後の体の状態をみてみましょう。
心地よくてゆるんで、不快な症状がやわらいだり、寝付きが良くなるなどの変化があれば、それはあなたにお灸が合っているとみて良いでしょう。
でも何の効果も感じられない、という人は、あと何回か続けてみて、それから判断してみても良いかもしれません。
また、刺激が強すぎて嫌だったという人は、もうちょっとソフトなお灸か、もしくは湯たんぽの方が体にとって負担が少ない可能性があります。
人の体は千差万別、みーんなそれぞれです。
一人の人が「いい!」というものが、別の人に合うとは限りません。
それは食事療法でも運動療法でもなんでも同じ。
「体の声を聴きながら」行いましょう。
ちなみにですが、うさぴこは入浴後、寝る前にお腹の上2ヶ所くらい(場所はそのときによって変えてます)にお灸をすると、わりと眠りにつきやすくて目覚めが良いです。
寝付きが悪く眠りの浅い方、緊張が普段から強い方はぜひ1度、ゆるめる目的で使ってみると良いですよ〜。
頑張りすぎないこと
最後に、もっとも大事なポイントをお伝えします。
お灸は一人では手が届かない場所もあるので、ご家族の誰かに手伝ってもらうこともあるでしょう。
病気になる人は基本、氣が足りなかったり、巡りが悪かったり、血が汚れていたりしていて、その根っこには「過度な緊張」が隠れていることがほとんどです。
「病気の人をどうにか楽にしてあげたい」
看病をする方はその想いを強くして、一生懸命に臨まれるかもしれません。
でも、基本一生懸命やっちゃだめです。
頑張りすぎたり、クソ真面目にやりすぎると、ご家族の氣が削られます。
それは決して良いことではありません。
病人の方に同調して落ち込んだり、喜んだりすることもきっとあるかと思いますが、看病する側がどっしりと安定していることこそ肝心です。
元気な人が、氣をととのえて安定し、病気の人が安心して弱音をはける場を作ること。
そこをぜひ心がけてみてください。
※氣をととのえる話はこちらからどうぞ↓
今回はお灸のお話をさせていただきましたが、他にも様々な自然療法があります。
少しずつお伝えしていきたいと思いますので今後もお楽しみに。
ピラティスもぜひぜひご参加をお待ちしています!