2019年1月のうさぴこレター

こんにちは。
整体・ピラティスうさぴこのタムラです。

予告しておりました通り、先日「子宮頸部高度異形成」による円錐切除術を受けてきました。

円錐切除術後のイラスト

術後のわたし、こんな感じでした(笑)

病院によっては日帰りだし、まあ大丈夫でしょ、と楽観的に構えていたのですが、麻酔の効きがよすぎたのか思っていたよりも辛かったです。

 

何が辛かったって、お腹の痛みより何より、身体を起こすと嘔吐してしまうのですよ。
早く起き上がっておしっこチューブを抜きたかったのですが、だめでした。

 

結局夕方頃まで寝ては起きて嘔吐を何度か繰り返し、吐き気止めを点滴をいれてもらってようやく楽になりました。

2泊3日とはいえ、全身麻酔をする以上、楽な手術はないのですね。
いい勉強になりました(−−;

今は自宅療養中で、近距離での買い物や家事をしながら療養しております。

 

とまあご報告はここまでにしておいてですね。

利用者の方に毎月発行しているうさぴこレター、今月も無事に発送いたしました。

今回の内容は、せっかくなので子宮のことをもっと勉強してみようと考え、「子宮頸部の中等度・高度異形成」について調べてみました。

子宮と卵巣の働き

まずは知っているつもりの子宮と卵巣のことをかるーくおさらいしてみます。

子宮、卵巣、卵管、膣のイラスト

女性のおなかの中には、「子宮」「卵巣」「卵管」「膣」という生殖器が備わっていて、これらは「内性器」と呼ばれています。

受精から胎児の生育、出産、女性ホルモンの分泌などの重要な機能を担っています。

 

また、子宮は入り口付近の「子宮頸部」と、その奥に位置する「子宮体部」に分かれています。

でも、「頸部」と「体部」で一体何が違うのか?

ちょっと怖いかもしれませんが、決して他人事ではない「がん」に着目しながら違いをみていきましょう。

子宮がんは2つに大別される

イラストの黄色で塗られた場所ががんの発生部位です。

①子宮頸がん

子宮頚がんの発症部位

ヒトパピローマウィルス(HPV)が原因。感染後、自然に排出されることもあるが、一部が持続感染し「異形成」という経過を経てがん化する。

・子宮の入り口である子宮頚部にできる。

・30歳代後半〜40歳代で多く診断されているが、最近は若い女性で増える傾向がある。

 

ところで、ヒトパピローマウィルス(HPV)ってなんなのでしょうか?

性行為で感染する、というと梅毒のような「性感染症」に分類されそうですが、HPVは違います。
性行為の経験のある女性の8割は一生のうちに一度は感染するといわれているくらい、わりとありふれたウィルスなのです。

 

ただ問題は、このウィルスには100種類以上の型があり、型によって全く問題のないものから、がん化するリスクの高いものまで様々あるため、楽観はできないということ。
もし子宮頸がん検査で異常が見つかり、HPVの感染が認められた場合、型を知っておく必要があります。

 

②子宮体がん

子宮体がんの発症部位

・子宮体部の内膜細胞が異常に増殖する。女性ホルモンとの関わりが深い。

・子宮頸がんと違い、「異形成」ではなく別の経過をたどる。※今回のレターでは触れていません

・閉経以降にリスクが高まるといわれており、50歳から60歳代で多くが診断されている。

 

ザックリではありますが、このように、頸がんと体がんではできる場所も、原因や進行のしかたも異なるということがおわかりいただけましたでしょうか。

今回、タムラの異常は①の頸がん検査で見つかりました。

 

それまでにも子宮筋腫、卵巣嚢腫などの手術の経験もあり、「このままではイカンよ」とからだからサインは出ていたのですが、検査のたびにそれが出る…というのが続くと、人って怖いですね。
慣れてしまうんですよね、異常がある自分のからだに。

定期検診をさぼって、今回のように「放置したらがん化するかもよ」との警告に気が付かなければ…と思うとゾッとします。

HPVの感染から子宮頸がんまでの進展過程

※色や形はイメージです。

子宮頸がんまでの進展経過

正常な細胞がHPVに感染したとしても、その多くは免疫の働きで、2年以内に自然に消えていきます。

そのうちの約10%が持続感染となり、それがきっかけで正常ではない形の細胞ができます。
これが「異形成」と呼ばれる細胞です。

異形成であっても、まだ異型細胞が少ない軽度であれば、自然に治ってしまうことも少なくありませんが、異型細胞が増えてしまって多層化した「高度異形成」の状態になると、多くの場合、上皮内がんに進行していくのです。

わたしはこの「高度異形成」の状態で手術を受けました。

 

 

ところで、このような進展経過を示すイラストは多くの場合、がん化していく細胞が怒った顔で描かれています。

わたしも下書きはそのようにしていたのですが、細胞の気持ちになって考えてみたときに、ふっと疑問に思いました。

 

「ホントに怒ってるのかな?」って。

むしろ、本来の力を発揮できない細胞は、苦しんだり悲しんだりしているのではないかな…

 

そんなことを考えて、わたしの描いた変異していく細胞たちは、悲しい顔をしています。ごめんよ、細胞たち。

円錐切除術とは

円錐切除する場所

子宮頚部の病変部位の表面を1〜2cmほど円錐状に切除する方法です。

イラストにもある通り、更年期と若年期では、カットの範囲や幅、深さが変わります。
子宮頚部と体部の境界が、更年期になるにつれて深くなるためです。

円錐切除では子宮の部分切除だけで済みますが、がんになると広がり方や大きさで進行期(ステージ)が確定され、子宮を摘出する可能性が高くなり、大きな決断をしなくてはなりません。

もし「異形成」「前がん病変」といわれる早期の段階で異常が発見できれば、子宮を温存し、負担の少ない手術で済む可能性が高くなります。

からだのサインに気がつき、応えること

ホームに滑り込んでセーフのうさぴこそうはいっても、本当は手術なんて必要になる前の段階で、からだのサインに気がつくのが一番です。

からだは本来、新陳代謝というサイクルによって、定期的に生まれ変わることができるようになっています。
にも関わらず、なぜ細胞が変異してしまうのか。

 

それには、加齢やストレス、紫外線や化学物質、偏った食生活など、様々な要因が関わっています。

これらによって細胞が傷つけられてしまうと、遺伝子情報のミスコピーが起こり、それが当たり前になると、細胞は生まれ変わっても次世代へ誤った情報を伝え続けてしまうのです。

 

本当はもっと元気で生き生きとできるはずなのに。

生理ももっと楽ですむはずなのに。

 

がん細胞は、正常な細胞を破壊しながらどんどん増殖を続けていく「悪性腫瘍」ですが、そうなる前にあらだのサインに気がつき、ミスコピーの連鎖を断ち切ることが大切です。

 

では、何から始めるか?

ここから先はレターには書いていないのですが、今わたしが東洋医学を学びながら、実際に取り組んでいる内容です。

  • 23時には布団に入り、眠ること
  • 小麦をできるだけ摂らない食生活に変えること
  • 甘い物を控えること
  • 脳ではなく、からだの声をきく習慣をつけること

わたしはインスタグラムはしていませんが、「インスタ映え」を狙って色とりどりの食べ物を食べているうちは、まずこの目標は達成できません。

 

その欲を満たしたい、と考えているのは脳ですか?からだですか?

食べた後、からだの温かさが持続して、頭の中がクリアで、イライラせず、落ち込まず、元気に活動が続けられますか?

勉強がはかどりますか?

風邪を引かず、やりたいことを見つけて続けられますか?

 

そのような応えをからだが返してくれるのであれば、きっと細胞も本来の力を取り戻して行けることでしょう。

 

小麦や甘い物、については、また追々記事にしていきたいと思いますが、興味のある方はこちらの本がおすすめです。

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テニスでランキング1位を獲得する前と後で、ジョコビッチ選手が変えたもの。それは「食」です。
たった2週間の間に彼に何が起こったのか。
アスリートはもちろん、アスリートでない一般の方にも知っていただきたい内容です。

 

とりあえず、この数ヶ月の実践でわたしが感じている変化は、

おならが減ったよ!(笑)

そして、
気分の浮き沈みが減ったよ!

味覚がするどくなって、以前よりも穀物や野菜の甘みが美味しく感じられるようになったよ!

とこんな感じです。

あと、そうそう、食後に襲ってくる猛烈な眠気に支配されることもかなり少なくなりました。

 

これから訪れる新しい年に、自分のからだと向かい合ってみませんか?

一緒に挑戦していきましょう!

今回のうさぴこレターはこんな感じです

うさぴこレター2019年1月号表

うさぴこレター2019年1月号裏

ちなみに、今回の参考図書はこちらです。

今回載せた内容は、A4サイズ両面に入れるためのほんのさわりの部分でしかありません。
もっと深く知りたい方は、ぜひ実際に手にとって、読んでみてください。

 

年始は1月8日(火)から営業します。

今年も一年、皆さまのおかげで頑張ることができました。
本当にありがとうございます。

どうぞ良いお年をお迎えください。