骨格模型を組み立てよう(4)

骨格模型のぐれこさんの頭蓋骨

骨格模型のぐれこよ!
今日は雪が降っているのね・・・みなさん足元には十分に気をつけてちょうだい!

これまでの組み立て工程はこちらから見てね。

骨格模型を組み立てよう(1)
骨格模型を組み立てよう(2)
骨格模型を組み立てよう(3)

では、今日は足をつけてもらうとしましょう。

まずはパーツの確認。

足を構成する骨模型

構成する骨は、
・大腿骨(ももの骨)・・・右側
・膝下の脛骨、腓骨・・・左側の2本
・足部・・・下側

さて問題です。
ここに足りない骨があります。
なんでしょう〜〜〜??

・・・

答えはこのパーツよ!

膝蓋骨の模型

膝蓋骨(しつがいこつ)、膝のお皿でーす。
こんな形なのよ、知ってた?
ぐれこのももの骨の下側には、膝蓋骨がくっついてしまっているけど、本当はももの骨に固定なんてされていないのよ。
もし固定されていたら、膝の曲げ伸ばしができないもの。

 

フフフ・・・ここでは触れないけれど、膝蓋骨にもちゃんと役目があるのよ。
うさぴこがそのうち教えてくれると思うわ。

 

ではまず、大腿骨からはじめていくわね。
この骨は人体で一番長い骨なの。

骨格模型の股関節を丸で示した画像

先端はまあるいボールみたいになっていて、
そこが骨盤の左右の穴にカポッとはまるのよ。
このつなぎ目を、「股関節」というのよ(上の緑の丸ね)。

まずはここを金具で止めていきます…

といっても本物の股関節は、腕の関節と同じように、
やっぱり強靭な腱や靭帯、筋肉に覆われていて、
かんたんには外れないような仕組みになっているの。

次は膝下の骨ね。画像は右側の後ろから足を止めているところ。

骨模型の膝関節の裏側

 

これね…この画像は正しくつけられているのだけれど、
うさぴこは1度左右をつけ間違えたのよ…

ぐれこの足は足部と腓骨がつながっているのだから、
そこを見ればすぐに判断できるのにね。
小指側に腓骨があるのよ〜
 

 

 

ところで、この膝関節は股関節と作りが違うのわかるかしら。

かぽっとはまるタイプの股関節と違って、
ももの骨の下側は、脛骨の天井部分に乗っているだけのように見えるわ。

こんな作りで普段どうやって、転げ落ちることなく膝の機能を果たしているのでしょうね。
ここにはいろんな秘密が隠れているのよ〜!

骨模型の膝関節を前から見たところ

(前から見たところ)

さて、左右をつけて、完成です!☆
足部はそのままスルーしてしまったけど、大事な場所だし
またきっと触れるから待っててね。

組み立てられた骨格模型のぐれこさん

街でよくみる骨格模型、観る目が変わったかしら?
恐らくね、私みたいに名前がついているホネもいっぱいいると思うわよ。

骨に少しでも興味をもってくれると嬉しいわ。

サロンの私にも会いに来てね。
ぷーぷーとうさぴこと待っているわ!