2020年3月号<血と氣を巡らせる肝臓のお話>
こんにちは。
東京都杉並区の女性の悩みに寄り添うサロン、整体・ピラティスうさぴこです。
『三寒四温』という四字熟語がふさわしい季節ですね。
とはいえ、世間は梅や早咲きの桜よりも、来る日も来る日も新型コロナウィルスの話題で賑わっているのですが…
早く「そんなこともあったね」と笑って過ごせる日が訪れることを願うばかりです。
さて、今回のレターは前回に引き続き、肝臓をテーマにしたお話です。
前回は「肝臓にはストレスに対応する役目があるよ」という話をしたのですが、今回はもう1つの役目、「血と氣を巡らせる」働きに注目していきます。
その前に、来月の営業日はこちらです〜↓
(1)血と氣を巡らせるってどういうこと?
まずは「血」について。
こちらは私たちが実際に目にすることができるものです。
血の状態は顔色など見た目に反映されやすいものなので、調子が悪いときには意外とすぐに「あれ?」と気がついたりします。
特に、女性は経血の色、塊などでそれを顕著に知ることができます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
そしてもう1つ、東洋医学では、目に見えないものを「あるもの」として自然に扱っています。
その1つが「氣」です。
氣が満ちて巡っているとき、人の体はこんなふうに氣にすっぽりと全身を覆われています。
「衛気(えき)」はバリアのようなもの。
「営気(えいき)」は体の中を巡っていて、この2つは必要に応じて内と外を行き来するようにできているのです。
そもそも氣は「元気に活動するためのエネルギー」であり、スマホのバッテリーのように使えば減るし、反対に食事や呼吸で補給することもできます。
この詳しいお話は、こちらの記事でご紹介しています。
これらが過不足なく充分に満ちていて、巡りがよいということは、肝臓が上手に働くための環境が内外にととのっている、とみることができます。
しかし一方で、そうでない場合の方が実は当たり前になっていて、「それが普通」という人も多いんですよ。
では、そんなときにはどんなサインが出るのか?
詳しくは下記のレターを読んでみてくださいね。
(2)アレルギー症状は体の中の汚れのサイン
そして体には、不要なものを排除するための働きが備わっています。
「汗」や「尿」、「便」などは体内のバランスを維持するために必要な営みですが、時として「咳」や「鼻水」、「目やに」「痰」「吹き出物」などの反応が強く起こることがあります。
こうしたいつもと違う症状が現れたときには、
・いつから?
をまず、さかのぼって考えてみましょう。
昨日から?一昨日から?
一週間前?
それとも季節の変わり目?
それまで乗れていたリズムがもし、突然崩れたのだとしたら。
あるいは、毎年決まった時期にそれが起こるのだとしたら。
その前のシーズンに原因が隠れている可能性があります。
特にこれから出る花粉症の症状は、冬の過ごし方によってもその程度が変わってきますし、毎日口にするものによっても反応が変わりますので、まずはこんなことをしてみては?という提案を、レターに載せてみました。
血と氣を巡らせ、地に足をつけてのびのびとやりたいことに取り組めるように、小さなことからコツコツ実践して、ご自身の肝臓を助けてあげてくださいね。
(3)3月のピラティスグループレッスン
来月は3月15日(日)と29日(日)の午前中にレッスンを行います。
時間帯:1コマ目→9:10〜10:10、2コマ目→10:30〜11:30
場所:野方駅最寄りのスタジオ543
料金:1コマ2000円(2コマ連続受講の場合3700円となり、300円オトクになります!)
ご持参いただくもの:マット、着替え、飲み物
予約はこのサイトのお問い合わせからでも構いません。
ご希望の日時を明記の上ご連絡ください。
また、時間の合間に体についてのご相談(食事や生理など)もお受けしますので、ちょっと気になるどんな些細なことでも声をかけてみてくださいね。
というわけで、今回のレターはこちらになります。
ではでは、巡りの良い一日をお送りください!